保育園向け 感染症対応マニュアル
感染症対応マニュアルは、保育園で感染症を広げないための手順を定めた文書です。
保育園で感染が広がるかどうかを分けるのは、嘔吐物の処理です。ここを誤ると、処理をした職員から他のクラスへ広がります。手順を書いた紙を各保育室に貼っている園が多いのは、そのためです。
このテンプレートは、平常時・発生時・嘔吐物の処理・登園の目安を分けて書き、処理手順は順番どおりに追える形にしています。
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このテンプレートは誰向けですか
- 保育園で健康・給食の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
健康・給食の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 園名
- 制定日
- 感染症対策の責任者
- 第1章 平常時の予防
- 第2章 発生を疑ったときの対応
- 第3章 嘔吐物・排せつ物の処理
- 処理キットの保管場所
- 消毒液(嘔吐物用)
- 消毒液(通常用)
- 第4章 登園の目安
- 第5章 報告
- ○○保健所
- ○○市 保育課
- 嘱託医
- 第6章 保護者への周知
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 感染症対応マニュアル 【記入例】 | |
| 園名 | ○○保育園 |
| 制定日 | 令和8年4月1日 |
| 感染症対策の責任者 | ○○ ○○(看護師) |
| 前文 | このマニュアルは、○○保育園(以下「当園」という。)における感染症の発生及びまん延を防止し、園児と職員の健康を守ることを… |
| 見出し | 内容 |
| 第1章 平常時の予防 | 職員は、保育の前後、食事の前、排せつの介助後、鼻をかんだ後に手洗いを行う。 |
| 第2章 発生を疑ったときの対応 | 順・対応・担当 |
| 第3章 嘔吐物・排せつ物の処理 | 次の順で処理する。この手順は各保育室に掲示する。 |
| 第4章 登園の目安 | 感染症・登園の目安・必要な書類 |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 9 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- 保育所における感染症対策ガイドラインは、感染症の予防、発生時の対応、嘔吐物・排せつ物の処理方法、登園のめやすについて示しています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
感染症対応マニュアルに書く事項
感染症対応マニュアルに書く事項は、次のとおりです。
| 内容 | 対応する章 |
|---|---|
| 平常時の予防 | 第1章 |
| 発生を疑ったときの対応 | 第2章 |
| 嘔吐物・排せつ物の処理 | 第3章 |
| 登園の目安 | 第4章 |
| 保健所・市町村への報告 | 第5章 |
| 保護者への周知 | 第6章 |
嘔吐物の処理は、順番どおりに書く
感染を広げないための要は、嘔吐物の処理を順番どおりに行うことです。 手袋とマスクを着ける、他の子どもを離す、外側から内側へ拭き取る、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する、袋を二重にして捨てる。この順を飛ばすと広がります。
処理に使う道具は、1か所にまとめて置いてください。手袋・マスク・エプロン・ペーパータオル・ビニール袋・消毒液をセットにした処理キットを、各保育室に置いている園が多くあります。
消毒液の濃度も書きます。嘔吐物の処理は0.1%、通常の消毒は0.02%というように、作り方まで書いておくと現場で迷いません。
登園の目安を、表にして配る
登園再開の目安は、感染症ごとに違います。保護者から毎回聞かれるので、表にして園のしおりにも載せておくと、説明の手間が減ります。
意見書(医師が記入)と登園届(保護者が記入)のどちらが要るかも、感染症ごとに分かれます。この区別を表に入れておいてください。
保健所への報告の基準も書きます。同一の感染症が一定数以上発生した場合など、自治体で扱いが分かれるため、所管の保健所に確認した内容を書いてください。