保育園向け アレルギー対応マニュアル
アレルギー対応マニュアルは、食物アレルギーのあるお子さまを預かるために、園として決めておく手順の文書です。
アレルギーの事故は、手順の抜けではなく、確認する人が1人だったときに起きます。献立を作る人、調理する人、配膳する人、食べさせる人。この4か所すべてで確認する形にしておくと、どこかで止まります。
このテンプレートは、入園前の面談から誤食時の対応までを流れの順に並べ、確認の担当者を明記した形にしています。
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このテンプレートは誰向けですか
- 保育園で健康・給食の書類を作成している方
- 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
- 今使っている様式を見直す参考にしたい方
どのような場面で使いますか
健康・給食の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 園名
- 制定日
- アレルギー対応の責任者
- 第1章 基本方針
- 第2章 入園前・年度当初の面談
- 第3章 献立の確認
- 第4章 調理の手順
- 第5章 配膳と食事
- 第6章 誤食が起きたときの対応
- 第7章 研修
文書のプレビュー
実際のファイルの記入例ページです。
| 食物アレルギー対応マニュアル 【記入例】 | |
| 園名 | ○○保育園 |
| 制定日 | 令和8年4月1日 |
| アレルギー対応の責任者 | ○○ ○○(看護師) |
| 前文 | このマニュアルは、○○保育園(以下「当園」という。)における食物アレルギーのある園児への対応を定め、誤食による事故を防止… |
| 見出し | 内容 |
| 第1章 基本方針 | 当園における食物アレルギーへの対応は、完全除去を原則とする。 |
| 第2章 入園前・年度当初の面談 | 確認する内容・記録する場所 |
| 第3章 献立の確認 | 栄養士は、翌月の献立を作成した時点で、除去が必要な食品を確認し、対応表に反映する。 |
| 第4章 調理の手順 | アレルギー対応食は、通常食より先に調理する。 |
ファイル形式
| 形式 | Word(.docx) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer |
| 用紙 | A4縦・余白20mmで設定済み |
| 構成 | 本文 / 記入例 / 説明 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Word 約 9 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
- 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
- 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
- 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
- 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
カスタマイズ方法
- 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
- 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。
利用上の注意
- 保育所におけるアレルギー対応ガイドラインは、生活管理指導表に基づく対応、組織的な取組、誤食防止のための手順の整備を示しています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
アレルギー対応マニュアルに書く事項
アレルギー対応マニュアルに書く事項は、次のとおりです。
| 内容 | 対応する章 |
|---|---|
| 生活管理指導表の取得 | 第1章 |
| 保護者との面談 | 第2章 |
| 献立の確認 | 第3章 |
| 調理の手順 | 第4章 |
| 配膳と食事の手順 | 第5章 |
| 誤食が起きたときの対応 | 第6章 |
| 職員への研修 | 第7章 |
対応は、完全除去を原則にする
保育園のアレルギー対応は、完全除去を原則にするのが安全です。 「少量なら大丈夫」という段階的な対応は、家庭ではできても、集団の給食では管理しきれません。医師の指示があっても、園では完全除去とする方針を明記している園が多くあります。
対応の根拠は、必ず生活管理指導表にします。保護者からの口頭の申し出だけで対応を始めないでください。指導表は年に1回、更新してもらいます。
除去する食品は、原材料まで確認します。しょうゆに含まれる小麦、マヨネーズに含まれる卵など、加工品に隠れているものが見落とされます。
誤食を防ぐのは、4か所での確認
献立の作成、調理、配膳、食事の4か所すべてで確認する形にしてください。1か所でも「前の人が確認しているはず」になると、そこが穴になります。
目で分かる工夫を入れると、確認が早くなります。専用のトレー、色の違う食器、名札の貼付。この3つを組み合わせている園が多くあります。
誤食が起きたときの手順は、時間の順に書きます。症状の有無を確認し、エピペンが処方されている場合は使用の判断をし、救急要請と保護者への連絡を並行して行う、という流れです。