職員・衛生法令確認あり

保育園向け 虐待等の防止のための指針

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全14項目

虐待等の防止のための指針は、保育の中で起きる不適切な関わりを防ぐための文書です。家庭での虐待の早期発見と、園の中での不適切な保育の防止という、2つの面があります。

園の中の問題で難しいのは、どこからが不適切かの線引きが職員のあいだで揃っていないことです。強い言葉での指示、無理やり食べさせること、罰として別室に置くこと。これらが「しつけ」と受け取られていると、相談も改善も起きません。

このテンプレートは、その線引きを具体例で示し、気づいたときに言える道筋を作る形にしています。

虐待等の防止のための指針(Word)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でWordのダウンロードが始まります。

このテンプレートは誰向けですか

  • 保育園で職員・衛生の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

職員・衛生の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 園名
  • 制定日
  • 担当者
  • 第1条(基本的な考え方)
  • 第2条(不適切な保育の例)
  • 第3条(虐待の防止のための委員会)
  • 第4条(研修)
  • 第5条(相談窓口)
  • 第6条(家庭における虐待の早期発見と通告)
  • ○○市 こども家庭課
  • ○○児童相談所
  • 児童相談所虐待対応ダイヤル
  • 第7条(発生したときの対応)
  • 第8条(指針の見直し)

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

虐待等の防止のための指針.docx — 記入例の一部
虐待等の防止のための指針 【記入例】
園名○○保育園
制定日令和8年4月1日
担当者○○ ○○(主任保育士)
前文この指針は、○○保育園(以下「当園」という。)における不適切な保育及び虐待の発生を防止するとともに、家庭における虐待を早…
見出し内容
第1条(基本的な考え方)当園は、子ども一人ひとりの人格を尊重し、子どもの最善の利益を考慮した保育を行う。
第2条(不適切な保育の例)次のような行為は、不適切な保育に当たる。これらに気づいた職員は、第5条の窓口に相談する。
第3条(虐待の防止のための委員会)項目・内容
第4条(研修)当園は、全職員に対し、虐待の防止及び不適切な保育に関する研修を年○回以上実施する。
本文記入例説明

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 9 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 児童福祉法及び児童虐待の防止等に関する法律は、保育所の職員に対し、児童虐待の早期発見に努めること、虐待を受けたと思われる児童を発見した場合に市町村等へ通告することを求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

虐待等の防止のための指針に書く事項

虐待等の防止のための指針に書く事項は、次のとおりです。

書くこと対応する条
基本的な考え方第1条
不適切な保育の例第2条
委員会の設置第3条
研修第4条
相談窓口第5条
家庭での虐待の早期発見と通告第6条
発生時の対応第7条

不適切な保育の例を、具体的に書く

指針でいちばん効くのは、不適切な保育の具体例を並べた条です。 「子どもの人格を尊重する」という抽象的な条文だけでは、現場で判断できません。

具体例には、脅すような言葉、罰として別室に置くこと、無理やり食べさせること、着替えを人前でさせること、といった場面を挙げます。やってはいけないことを名指しすると、気づく人が出てきます。

例を挙げるときは、責める書き方にしないでください。忙しさや人手の不足から起きることを前提に書くと、報告が上がりやすくなります。

相談の道筋を、園の外にもつくる

園の中の相談窓口だけでは、主任や園長が関わる場面で行き止まりになります。市町村の担当課を外部の窓口として明記してください。

通報や相談をしたことで不利益な取扱いを受けない、と書くことも大事です。この一文があるかどうかで、声の上がりやすさが変わります。

家庭での虐待については、発見したときの通告先を書きます。市町村、児童相談所、児童相談所虐待対応ダイヤル(189)の3つを書いておくのが一般的です。

関連するテンプレート

関連する記事