保育の記録・計画法令確認あり

保育園向け 月案(月間指導計画)テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全17項目

月案は、その月の保育をどう組み立てるかを1枚にまとめた計画です。正式には月間指導計画と呼ばれ、全体的な計画と週案のあいだをつなぐ位置にあります。

多くの園では、前月の子どもの姿から書き始め、そこからねらいを立てる形をとっています。行事や季節の変化を先に置き、あとからねらいを合わせると、活動の羅列になりやすくなります。

このテンプレートは、子どもの姿からねらい、内容、環境構成へと順に降りていく形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 月案を毎月ゼロから組み直している担任の方
  • 前月の姿からねらいを立てる形に変えたい方
  • 5領域の欄をそろえて園内で読み合いたい方

どのような場面で使いますか

月の初めに作り、月末に評価を書き込みます。評価の内容は、翌月の「前月の子どもの姿」にそのまま写します。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 前月の子どもの姿
  • 在籍人数
  • 今月のねらい1
  • 評価
  • 今月のねらい2
  • 養護(生命の保持)
  • 養護(情緒の安定)
  • 教育(健康)
  • 教育(人間関係)
  • 教育(環境)
  • 教育(言葉)
  • 教育(表現)
  • 環境の構成
  • 家庭との連携
  • 行事
  • 評価・反省(月末)
  • 記入日

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

月案(月間指導計画).xlsx — 記入例の一部
月間指導計画(月案) 【記入例】
園名○○保育園
年月2026年9月
項目記入欄項目記入欄
前月の子どもの姿水あそびを通して友達を誘う姿が増えた。一方で、順番の交代でぶつかる場面が続いた在籍人数20名(男11・女9)
今月のねらい1友達と相談しながら、遊びの決まりを自分たちで作る評価
今月のねらい2秋の自然に触れ、気づいたことを言葉で伝える評価
養護(生命の保持)気温差が大きい時期のため、活動前後の水分補給と衣服の調節を促す
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。園名・年月・クラスなどの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
  2. 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
  3. 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
  4. 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
  5. 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 保育所保育指針は、全体的な計画に基づいて長期・短期の指導計画を作成し、保育の実施状況を評価して改善に努めることを求めています。様式そのものは定められていません。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

月案に書く項目の順番

月案に書く項目は、順番そのものに意味があります。

順番項目中身
1前月の子どもの姿実際に見られた育ちと課題
2今月のねらい姿から立てた目標(2〜3個)
3養護の内容生命の保持と情緒の安定に関わる関わり
4教育の内容5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)
5環境構成用意する物・空間・時間の使い方
6家庭との連携保護者に伝えること、共有したいこと
7評価・反省月末に振り返って書く欄

1番目を先に書くことが、月案の形を決めます。前月の姿が空欄のまま「今月のねらい」から書き始めると、去年と同じ計画になりやすくなります。

月案のねらいは2〜3個に絞る

月案のねらいは、2〜3個に絞ると実行できる計画になります。5つも6つも並べると、どれも中途半端になりがちです。

実務では、次の考え方で絞っている園が多くあります。

  1. 前月の姿から、いま伸びかけているものを1つ選ぶ
  2. 季節や行事で必ず入ってくるものを1つ入れる
  3. クラス全体の課題として気になっているものを1つ足す

3つ目は無理に埋めなくてもかまいません。ポイントはここです。ねらいの数より、月末に「できたか」を判断できる書き方かどうかで決めるのが良いです。

月案の評価・反省を次の月案につなげる

月案の評価・反省は、月末に書いて終わりにすると、次の月案とつながりません。実務では、次の形にしている園が多くあります。

  • 月末に評価を書いたら、その内容をそのまま翌月の「前月の子どもの姿」に写す
  • 写すときに、達成できたことと持ち越すことを分けて書く

この2つを行うと、月案が前の月から続いた1本の線になります。年度末に振り返るときも、月ごとの記録をつなげるだけで育ちの経過が見えるようになります。

月案を書く時間をどう作るか

月案は、書く時間が取れないという声が多い書類でもあります。

実務では、次の工夫をしている園が多くあります。

  • 前月の中旬に、担任どうしで15分だけ話す時間を作る
  • そこで出た子どもの姿を、その場でメモに残す
  • 月末にそのメモを見ながら書く

話す時間を先に取っておくと、書くときに思い出す手間がなくなります。1人で書こうとすると、前月の姿を思い出すところから始めることになります。

主任や園長が確認する日を決めておくと、締め切りが自然に決まります。確認の日を月初にすると、月案が月の途中で出てくる状態を防げます。

よくある質問

0歳児クラスでも同じ様式で書けますか。

書けますが、0歳児は個人差が大きいため、多くの園ではクラスの月案に加えて個別の指導計画を併用しています。3歳未満児は個別の計画を作ることが指針でも示されています。

行事の準備はどこに書きますか。

環境構成の欄か、活動内容の欄に入れる形が一般的です。行事そのものをねらいにすると当日で終わってしまうため、行事を通して育てたい姿の側をねらいに置くと計画が続きます。

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